クリスマスミラクルを求めて
もうすぐ12月。
今年もクリスマスシーズンがやってくる。
昨夜は夜遅くまでクリスマスを題材にしたラブストーリーの映画を見てしまった。
クリスマスミラクル(クリスマスの奇跡)に酔いしれたまま眠りについたものの、今日は寝不足で頭痛に悩まされ、特に何もせず1日が終わろうとしている。
恋人がいない私にクリスマスミラクルは起こるのだろうか。サンタさんはクリスマスを過ごす相手を贈ってくれるのだろうか。
去年も一昨年も待っていたが、いよいよ25日までに恋人はできなかった。
だから今年は、私がサンタクロースになって、世界中に愛を届け、奇跡を起こそうではないか。ついでに自分自身にもプレゼントを。
愛を届けるといえば博愛。博愛といえば神。
しかし自分のような人間が神になるなど到底できないだろう。
ならばなろう、紙に。紙といえば、絵画にも小説にも楽譜にも使われる芸術のための資源であり、会社の重役も本当に大切な情報は紙にのみ残しておくという。
大人から子供まで、広く愛される存在、それが紙なのである。
私は紙となり、世界中の情報を体に記す。
人類の歴史を鑑みると、情報が歴史を作ってきたと言って過言ではないだろう。その情報を載せていたのは紙。紙が世界を作ってきたのである。
ここで、神=紙の方程式が成り立つことがご理解いただけるだろう。
さあ、世界中のクリボッチたちよ、今こそ紙となり、世界に平和をもたらすのだ。